連名での贈り物だと

日本は、冠婚葬祭の際にはお金を渡す習慣がある、とても不思議な国です。お葬式の時には香典や献花料を先方に渡しますし、結婚式ではお祝い金を渡します。日本人はおもてなしの精神にあふれた民族だということが、最近では世界各国に喧伝されていますが、このような日本の冠婚葬祭のしきたりは、外国人の目からは非常に奇異に映るようです。おもてなしの精神にあふれた日本人が、なぜお悔やみやお祝いの気持ちを金銭で換算するのか、ということでしょう。確かに、本来であれば、式に参列して悔みの言葉やお祝いの言葉を述べるだけで十分な気もしますが、なぜかそれでは示しがつかない、というのが日本人の気質なのでしょう。しかし、最近では特に若い人の間で、このような金銭のやり取りを敬遠する傾向が生まれています。例えば、結婚式は会費制にして、格安の値段で挙式をする人が増えています。これならば、余計な出費を抑えて、本当に親しい人たちと互いに結婚を祝うことができます。しかし、そのような場合でも、お祝いの気持ちを何らかの形として示したいと願うのが日本人らしい所です。やはりほとんどの人は、贈り物を持参して、新郎新婦にプレゼントしています。そして、そのような場合に目立つのが、連名でプレゼントをすることです。個人のお祝い金は金額が限られているので、それで購入できる品物もおのずと限られてしまいます。しかし、連名で贈り物をすれば、かなり高額の商品でも購入できるので、結婚祝いにふさわしい立派な品物を準備することができます。特に、新郎新婦はこれから新生活を始めるにあたり、何かと物入りになるものです。そのような時に、連名で新婚生活に必要な物品をプレゼントすれば、相手に大いに喜ばれるでしょう。実際に、連名での結婚祝いによく用いられるのは、冷蔵庫や大型テレビなどの家電製品が多いです。新生活の始まりにあたり、これまで使っていた製品を買い替える必要があるためです。このように、連名での贈り物は非常に実用性が高いといえます。

気持ちはありがたいんだが

贈り物をいただいておきながら、気持ちはありがたいんだが困っ → 続きをどうぞ