気持ちはありがたいんだが

贈り物をいただいておきながら、気持ちはありがたいんだが困ったなということは誰にもあることでしょう。ですから、贈る側は贈られる側に立って相手への思いやりをもう少し深く考えることがとても大切です。 たとえば、あの人の好物だから贈ってあげようという気持ちはとてもいいものですが、お二人だけのご家庭に何日も同じものを食べなければならないくらいの量をお届けすれば、最初こそ喜んでいただけても、結局はありがた迷惑ということになってしまいます。もちろん、ご近所付き合いが活発な人であれば、おすそわけでさばけるということがあるにしてもです。 一番いけないのは、贈りさえすればという気持ちの贈り物です。自分の行為に満足するだけで、相手の方の好みやご様子なども適切には把握しないとせっかくの心遣いが無駄になってしまいます。 ときたま、生鮮食品をクール便でと思っても、相手が旅行中であれば、運送業者がきちんと保管しておいてくれるにしても、興ざめてしまうことになりかねません。相手への思いやりを掘り下げることが贈り方の秘訣なのです。